ゼロからわかる統計と確率  感想

本・漫画

 「ゼロから分かる」とかいてあり、「ニュートン」が発行しているということで
買ってみた雑誌です。平日に20分ずつ読んで1ヵ月くらいで読みました。

感想

 全ページがカラーで、「統計や確率が現実の社会でどのように使われているか」を意識して
作られているので、初心者でも読みやすいと思います。「ゼロから分かる」とありますが、理解できるかどうかは読者次第だと感じました。
 また、統計や確率を身に着けさせるというよりは、「事例紹介」をメインとしているので、
本格的な学習に入る前の読み物として捉えると良いと思います。本書で気になった内容を別途、専門書等で学習すると実力がついてくるのではないかと思います。

印象に残った内容

・確率はギャンブルから生まれた
・モンモールの出会いの問題「数字が一度も一致しない確率は約37%」(5人でプレゼント交換をすると成功確率は約37%。人数が増えても同じ。)
・ギャンブルをやればやるほど損する理由(大数の法則)
・ガリレオ・ガリレイ(ギャンブラーが悩んでいた、3つのサイコロを振って、出た目の合計が9か10になるのがどちらか多いか問題を解決)
・円周率はサイコロの値で求めることができる(乱数の利用)
・人はランダムな値から「意味のあるパターン」を見つけがち。
ベンフォードの法則(日経平均で実際にこの法則が成り立つか自分で調べてみた記事)
・保険の掛け金の設定方法
・株の変動は正規分布に従わない
・1000人の意見から1憶人の考えを推測できる
・未成年の飲酒率を正直に答えさせる方法は?(コイン投げを使う)
・投票のパラドックス(多数決を行うと1番求めているものが選ばれなかったりすることがあること)

感想その2

 また、「順列」と「組み合わせ」のちがいというのが紹介されているページで、当時(ガリレオの時代)のギャンブラーは「順列」と「組み合わせ」を理解していなかったという記述があり、個人的に嬉しくなりました。

 というのも私は学生時代に「順列とか組み合わせとかよく分からないから、自分は頭が悪い」と思ってまともに確率の勉強をしなかった経験があるからです。確率をしっかり勉強しなかったなんて、実にもったいない学生生活をすごしたなと思います。今からでもコツコツ勉強を続けたいと思います。

確率や統計の勉強に興味がない人でも一読しておくとよい雑誌だと思います。

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