SNSでグローバルニッチトップ企業というものがあるというのを知ったので、調べてみました。
グローバルニッチトップ企業(GNP企業)とは?
GNP企業とは、経済産業省が2020年に世界市場のニッチ分野で勝ち抜いている企業や重要な
企業113社を2020年版「グローバルトップ企業100選」としてまとめたものです。
公式URLはこちら(2020年版グローバルニッチトップ企業100選)
1年に1回発表されるわけではないようで、前回は2016年に発表されています。
GNP企業の特徴
経済産業省ホームページで公募し、249件の応募のうち、審査を経て選定された企業なので、
それなりに優良企業と言うことができ、倒産リスクは少ないと言えます。
GNP企業のうち上昇している銘柄は?
私が調べたところ、36銘柄ありました。この36銘柄には上場子会社のものを含んでいません。
グループ企業等を含めるともう少し多くなります。
GNP企業の1年後の株価について
GNP企業が発表されたのは、2020年6月なので、2020年6月30日から1年後(2021年6月30日)の株価を調べてみました。以下の表にまとめています。ちなみに最新の四季報に掲載されている売上高と営業利益が伸び続けている企業を成長株としました。


GNP企業の株価は日経平均よりパフォーマンスがいい
対象期間の1年間で、日経平均は約3割近く上昇しましたが、GNP企業は平均して4割近く上昇しています。ただ、配当等を考慮したり、企業の信用度を比較すると単純にGNP企業がいいとも言えない気もします。日経銘柄を全て購入するのは高額なので、GNP企業が発表された際に、GNP企業ポートフォリオを作るのはありなのかなと思います。
まとめ
GNP企業は経済産業省が発表しているので、それなりに安心。GNP企業のうち上場している銘柄の株価のパフォーマンスはそれなりに良い。